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第36回ATP賞テレビグランプリ【ドキュメンタリー部門】最優秀賞を受賞
<BSフジサンデースペシャル>『ザ・ノンフィクション特別編 
おじさん、ありがとう~子供たちへ…熱血和尚の遺言』

 BSフジで2020年1月19日(日)に放送した『<BSフジサンデースペシャル>ザ・ノンフィクション特別編 おじさん、ありがとう~子供たちへ…熱血和尚の遺言』が第36回ATP賞テレビグランプリのグランプリを獲得しました。本番組は【ドキュメンタリー部門】最優秀賞の受賞が既に決まっていましたが、【ドキュメンタリー部門】、【情報・バラエティ部門】、【ドラマ部門】の3部門の最優秀賞の中から1番組が選ばれるグランプリも獲得。フジテレビ制作のドキュメンタリー番組では初めての受賞となります。

 ATP(Association of All Japan TV Program Production Companies:一般社団法人全日本テレビ番組製作社連盟)は、東京、大阪の主要テレビ番組製作会社約120社が加盟する団体です。ATP賞は、製作会社の社会的機能を高め、制作スタッフ一人ひとりの情熱や気概に応えるために、創り手である製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選びます。ドラマ部門、ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門の3つのジャンルで、毎年100本を超える応募作品の中から、グランプリ、最優秀賞、優秀賞などが選ばれます。

 この作品は、2020年日本民間放送連盟賞【番組部門】テレビ教養番組最優秀賞や第57回ギャラクシー賞奨励賞を受賞したほか、国際的メディアコンクール「ニューヨークフェスティバル2020」ではドキュメンタリー宗教/哲学部門・銀賞、国連グローバルコミュニケーション賞・銅賞をダブル受賞した話題作の2時間特別編集版です。

番組名:
<BSフジサンデースペシャル>『ザ・ノンフィクション特別編 おじさん、ありがとう~子供たちへ…熱血和尚の遺言』
放送日時:
2020年1月19日(日)18:00~19:55

番組内容

 愛知県・岡崎市の山の中に小さな寺がある。そこはかつて「平成の駆け込み寺」と呼ばれ、非行や虐待、いじめ、薬物依存など、様々な理由から親元で暮らせなくなった子供たちの「居場所」だった。今回の主人公は、その寺で壮絶な思春期を過ごしたショウとタクマ。

 非行グループに属していたショウは、バイクの窃盗を繰り返し、13歳にして少年鑑別所に送致される寸前だった。兄貴分のタクマもまた「九州の中学生ヤクザ」と異名を取るほどのワル。二人の出会いは11年前、寺の住職である廣中邦充さんの元にショウが預けられた日に遡る。

 廣中さんは20年間にわたり、問題を抱える子供たちを無償で預かり、更生に導いてきた。子供たちからは「おじさん」と呼ばれ、第二の父親の様な存在だ。おじさんや仲間たちから温かく迎えられ、ショウは少しずつ落ち着きを取り戻していくが、ある日事件が起きる…。

 一方、子供たちの精神的な支えであった廣中さんは、ステージ4の肺がんに侵され、その後、脳転移が発覚。強靭な精神力で病と闘いながら、最後まで子供たちに手を差し伸べ続ける。

 ショウとタクマ、そして熱血和尚と悩める子供たちの心の触れ合いを捉え続けた11年間の映像記録。